- 故人が書いた遺言書が出てきたが、内容に納得がいかない
- 他の相続人同士が結託し、自分に不利な分割案の提示を受け入れるように迫られている
- 相手方である他の相続人から理不尽な要求を受けていて、なんとか対抗したい
- 遺産分割を進めていたら、突然裁判所から遺産分割調停の申し立ての書類が届いたので、対応策を検討したい
もしあなたがこのような状態の場合は、できるだけ早く弁護士にご依頼いただいたほうが良いでしょう。
遺産分割協議がまとまらない場合、どうすればよい?
遺産分割協議をすすめていくなかで、他の相続人との交渉がまとまらない場合は、遺産分割調停を家庭裁判所に申し立てる方法があります。調停を申し立てるべきか、それともそのまま交渉を続けるべきか、判断が難しい場合がおありかと思います。
調停を有利に進めるためには、調停委員にこちらの主張の内容をしっかりと理解してもらう必要があります。調停委員がなるほどと納得できるように分かりやすく明確に言い分を整理して提出することが重要です。依頼者の権利を最大限確保できる法的主張を丁寧に組み立て、証拠を提出することが重要になります。
その際、調停がまとまらずに審判(後述)に移行することも視野に入れておく必要があります。調停で提出された資料は、その後の審判の際に判断する材料になります。ですから、提出するものが後々どのような影響をもたらすのかを考えなくてはいけません。後を見据えながら対応することが重要です。そのためには専門的な知識が必要です。
調停の段階で当事者の方だけで弁護士のアドバイスを受けずに不利な主張をしてしまっていたというケースも少なくありません。調停時に不利になっている場合、後の審判で不利な状況を打開するのは困難です。
当事務所に相続争いについてご依頼をいただいた場合、当事務所の弁護士があなたに代わって他の相続人との遺産分割の交渉や場合によっては調停・審判を行います。弁護士にご依頼いただくことで、相手方との煩わしいやりとりや人格を否定するような言動から解放され、精神的な負担も大幅に減らすことができます。
当事務所の弁護士は、豊富な経験から、遺産分割調停での法的主張の組み立て方や必要な証拠、審判(裁判)に移行することを見据えた対応に熟知しています。調停を進めるにあたっては、弁護士に代理人として対応してもらうことをお勧めいたします。
遺産分割でお困りの方は、当事務所でまずは無料相談をご利用ください。
当事務所の特徴とサポート内容
当事務所では、ご相続の相談については、初回60分を無料とさせていただいております。遺産分割について、あなたのご不安、お悩みを丁寧にヒアリングさせていただき、それを解消するためにどのような道筋が考えられるか、法律の専門家の視点からご提案させていただきます。
特に当事務所は、相続案件の中でも自宅や収益不動産などの不動産が絡む事案に豊富な経験と実績を有しております。さらに、相続登記に習熟した司法書士や、相続税申告に精通した税理士と連携し、遺産分割の最初から最後までワンストップでサポートさせていただくことができます。
当事務所では、下記の各種サポートをご用意しております。
◎遺産調査サポート(相続人調査・相続財産調査・遺言調査)
◎遺産分割サポート(遺産分割協議~調停・審判)
◎遺留分侵害額請求サポート(遺留分侵害額請求/被請求の交渉~調停・訴訟)
◎相続手続サポート(相続手続代行)
◎相続放棄・限定承認
どうぞお気軽に、お早めに、ご相談ください。
当事務所の相談の流れについて>>
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遺産分割に関して弁護士がお手伝いできること
遺産分割の基本となるのは、相続人間の話し合いです。ただ、相続の当事者同士で円満に話し合いができ、合意ができれば一番良いのですが、いざ蓋を開けてみるとなかなかそう単純にはいかないのが相続でもあります。当事者同士の話し合いであるからこそ、スムーズにいかない面もあるでしょう。遺産分割についてお悩みの際は、どうぞお気軽に弁護士にご相談ください。
遺産分割問題解決の流れについて詳しくはこちら>>
遺産分割のご相談は、司法書士や税理士など他の士業の先生も取り扱っていますが、あなたの代理人となって遺産分割協議の場で交渉を行い、さらに遺産分割調停・審判の場においても代理人として活動することができるのは、弁護士だけです。
遺産分割を行う際は、まず相続人と相続財産を確定させる必要がありますが、故人を亡くされたお悲しみ、精神的疲労の中、相続人や相続財産の調査を行うのは、かなり負担の大きい作業です。しかし遺産分割の大前提となるこの調査作業は極めて重要なものでもあります。弁護士は相続人・相続財産調査に精通していますから、この調査作業を正確に行うことができます。
弁護士は、相続に関するトラブルを熟知していますので、遺産分割における問題点を見極め、解決までの全体像を見通した上で、どのような解決方法が考えられるかご提案することができます。協議を続けるべきか、調停を申し立てたほうがスムーズな解決が図れそうか、事案に応じた最適なご提案をさせていただきます。
弁護士への相続の相談をご検討されている方へ
相続にはそれぞれの事案ごとに異なった背景事情があり、相続人の方々の想いもそれぞれ異なるものだと思います。ただ一方で、相続の問題は法律問題であり最終的な解決は法律の枠内で行われるものでもあります。
そこで、相続問題のお悩みは法律の専門家である弁護士に、できるだけ早い段階でご相談いただければと思います。遺産分割協議の段階で弁護士に交渉をご依頼いただくことで、比較的短期間で解決に進められる可能性が高まり、あなたの貴重な時間が奪われずに済み、またご家族・ご親族間の関係性も悪化させずに済むことが多いです。
上記のような理由から、「遺産分割協議が進まないな」「自分が希望するとおり遺産相続が進められそうにないな」と少しでも思ったタイミングで弁護士への相続の相談をおすすめしております。
弁護士に相続の相談をするべきタイミングについて>>